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宮澤やすみ and The Buttz(ザ・ブッツ)
2nd Album『末法思想』
楽曲解説

「悪人でいこう」

Contents
解説
歌詞

【悪人でいこう】解説
宮澤やすみコメント

これも”タイトルが先パターン”の一曲。
浄土宗系の教えに「悪人正機説」というのがあって、くわしくはネットで検索してほしいけど、ここでいう「悪人」とは「凡夫(ぼんぷ)」のことなんだそうです。
自分なりに「凡夫」のすがたを想定して書きました。

優等生よりも、多少手のかかる子の方が、かまってもらえる。そういう道理はだれでも理解できるんじゃないでしょうか。
どうしようもない凡夫の表現として、できるだけだらしないというか、泥臭いブルースをめざしました。憂歌団とかああいう世界観。都内でいえば高円寺、阿佐ヶ谷あたりの、中央線の臭いがプンプンするような感じ。

シンプル極まりない音で、ライブ一発で録ったような雰囲気に仕上げるのがこの曲の目論見です。メンバーはあまり演り慣れない演奏スタイルに果敢にチャレンジしてくれました。なんだか往年のバンドが再結成したみたいな感じを、少しでも出せていたらうれしいです。

自分のお気に入りは、やっぱりギターソロ部分。あの箇所は自分で聴いてもゾクゾクします。本アルバムのハイライトのひとつです。
ほっしいの4ビートベースがまた「いぶし銀」の職人技で、じつにいい味を出してます。
宮澤やすみ and The Buttz(ザ・ブッツ)レコーディング
レコーディング風景

【悪人でいこう】歌詞

宮澤やすみ and The Buttz(ザ・ブッツ)レコーディング
宮澤やすみボーカルレコーディング


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