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The Buttz(ザ・ブッツ)
3rd Album『欣喜雀躍』
楽曲解説

「君はソウルメイト!
 百済観音」

Contents
解説
歌詞

宮澤やすみコメント

ブッツの曲にサックスが入るなんて、驚いたでしょ。
ブッツが鳴らすソウル・ミュージック。
突然の変貌の理由とは……?
百済というのは古代朝鮮半島の国名。朝鮮半島といえば今だったら韓国、韓国といえばソウル・・・
いや、そんな安易なダジャレで書いたわけではないんですけど、半分くらいそんな気もあったかも。
しかし、家永サンシャインのリーダーバンドであるThe mammy rows の演奏を聴くにつけ、こういうのも結構イケるんじゃない?という感触はありました(The mammy rowsはソウル系ともまたちがうのですが)。

また、歌詞は、孤独を感じている友達に手を差し伸べる歌で、こういうハートウォーミングな歌だと、メロウなソウルが合いそうな感触もあったのでした。ええまあ、すべては感触ですよ。感触を信じて書いたのがこの曲です。

巷のJ-POPでは、AメロBメロからサビ、Cメロに大サビ、と展開をさせるのが常套手段ですが、古いソウルナンバーは、ずっとおんなじリズムを繰り返してそのまま終わっちゃうパターンが多い。それも踏襲して、後半はセッションになだれ込んでいます。
ツバキングのタイトなドラミングがリズムの芯を形成。それに合わせてぼくのベースは歌うようにラインを動きまわりました。こういうベース弾いてみたかった。松村さんのホーンセクションもうまくハマりました。
ブッツ、こういう路線もイケますね。

Introduction(CD版のみ収録)で語られているように、法隆寺所蔵の百済観音はナゾが多く、観音と判明したのが明治44年でした。「百済観音」の名称が用いられたのは大正期のこと。この像はたしかに古いものではあるがいつ誰がどんな経緯で造ったのか不明です。
法隆寺の金堂の片隅というか裏側に長い間安置されていたのがわかっています。しかし不明点が多すぎるせいか主役のご本尊ではなくどこか脇役的な、陰の存在でありました。
しかし近代以降、この美しさには誰もが惹かれ、フランス・パリのルーヴル美術館に出展されたり、惜しくもウイルス禍で中止になった「特別展・法隆寺金堂壁画と百済観音」で展示の中心になるなど、多くの仏像ファンを魅了しています。

宮澤やすみ and The Buttz(ザ・ブッツ)レコーディング
サックスで参加の松村広則(Alto Sax)
宮澤やすみ and The Buttz(ザ・ブッツ)レコーディング
仏像ニュースを担当、久保沙里菜

【百済観音】歌詞

The Buttz(ザ・ブッツ)百済観音
百済観音のフィギュア(イスム製)を大事にもつ家永サンシャイン
The Buttz(ザ・ブッツ)百済観音
仏像ショップ「イスム表参道店」でのインストアライブ


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