コロナ禍の令和日本と、平安時代、古墳時代の殿上人を重ね合わせ、時を自由に行き来する楽曲群。
これまでのロック路線に、アコギが冴えるフォーク調の曲も加わり、熟成した大人のロックを聴かせます。
■大人の雰囲気をまとう楽曲群
雅楽+80sという異種交配が心地よい「Fantastic Dystopia」、バンド初のラブソング「川のほとりで」やコロナが明けたらみんなで歌いたい「いけるとこまで」など、ロック/フォーク世代の大人にじっくり聴いてもらえる楽曲群です。
■プレーヤー不要。スマホで聴ける
B6ブックレットに印刷されたQRコードを読み込んで、スマホですぐ聴ける形で発売。もうCDプレーヤーは要りません(CDも付いています)。
配信で音だけ聞き流すのでなく、歌詞と解説やイメージ写真をみながら楽曲の世界観をじっくり味わって欲しいという思いから作り上げた新しい形式です。
スマホですぐ聴けるB6ブックレット(CD付)の形式で発売。入手はライブ会場か直販で。配信リリースもあるけどぜひお手元に一冊。
■聴いたことないけど「懐かしい」
三味線奏者で、神仏研究家でもある宮澤やすみが、結成したロックバンド「The Buttz(ザ・ブッツ)」。
エッジの効いたギター、うなるベース、野太いドラムスの基本セットに、エレキ三味線がもう一本のギター代わりに加わる独自編成。往年の70’sロックを彷彿させる楽曲、時にはボサノバ、ソウルも、最新作では雅楽の篳篥、笙も加わるという、「聴いたことないけど、どこか懐かしい」音。
歌詞は仏像や古代史から着想を得ている。気になるワードを検索すれば学習にもなるが、まずはバンドの音に身をゆだねて、全身で楽しんで欲しい。
まあ一度聴いてみて!
宮澤やすみ(Vo、三味線)を中心としたザ・ブッツ
by Yasumi M. shamisen player, singer